おたふくぶろぐ

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お客様は神様だ!上司さんに馳せる思い。

こんにちは。

無職おたふくです。

 

最近、昔仕事でお世話になった

当時の上司に良くお会いすることがあり

彼女のことを改めて素敵な方だなと思いました。

 

上司さんについて

 

彼女は私が役所のアルバイトをしていたときの上司であり、

市民課という役所のいわば「顔」という部署で

30年以上勤めあげた方です。

 

上司さんは現在65歳、

私のちょうど母とよく似た年齢で、

私はよく、「上司さんの娘になりたいー」と申し上げておりました。

 

私が上司さんの一番すきなところは

モノのみかたです。

 

よく思い出すのは上司さんの下記の言葉。

 

「今の人、みんなわがまま言い過ぎなんちゃう?

 スーパーなんて、お正月3が日休むんあたりまえやし、

 19時くらいまで開けてくれてたらそれでいいやん。

 

 宅配便もそんな時間通りにけーへんよ。

 

 それぞれみんな都合があるんやし、

 そんな、血相変えて24時間も営業したり、

 時間ばっちりに来られへんときだってある。

 そんなんをうまいこと合わせていったらいいんちゃうの?」

 

 

ここで大事なのは

上司さんはこれは決して自分に向けている言葉ではないということ。

ご自身は仕事の期日を守らないということは一切されない方です。

 

あくまでも、世の中の弱者・労働者に向けての言葉です。

 

お客様は神様だ!

 

言葉には言う人と言われる人がいます。

その言うと言われるを反対にしただけで大問題になることはしばしば。

しかし、それが気づかれないまま反対にしてしまって

拡散していることばがあります。

 

例えば、「お客様は神様だ!」

 

これはお店の人が言うことであり、客が言うことではありません。

お店の人が自らのお客様への態度を改める・保持するために

自分が自分に言う言葉であると思います。

 

しかし、これを客が言い始めると全く意味が変わってくる。

 

…なので、

その点ご承知おきを。

 

上司さんは役所の職員として、そして、

イチ市民として、世の中をずっと

この市民課の窓口からずーっと30年

定点観測されてこられてのだと思っています。

 

話の内容、態度から

市民が昔よりカリカリしていて、

神経質で、ずるがしこくなったことを気づき、

それは何故かというと、

 

サービス向上、企業努力という

正義のもとに知らず知らずのうちに犠牲になる

長時間労働や、融通の利かない職場環境。

 

そういった、昭和の時代との違いに

心を痛めておられるのが上司さんでした。

 

人間がもっと大事にされていた

 

私は民間企業に居たころは

さんざん、サービスの向上、ということばかり

考えていました。

 

日商品の到着が遅れれば

遠方までおわびに行き、あやまりたおして

帰社すればしたで、このことの報告と

反省を会社に報告し。

 

これが当然だし、なんの疑問も持ちませんでした。

ともすれば、これでは飽き足らず、

ずっとずっと自分を責めていたような記憶があります。

 

 

しかし、上司さんの話からすると

昔ははそうではなかったらしい。

 

 

現代社会の中で、やはり一番の権力があるのは

「お金」。

であれば、お金を給与として得られる

「仕事」が、市民の一番の関心ごとになる。

 

たとえば戦争中なんか、

お金が何の意味も持たなかった時代であれば

現代社会の構図とはまた違うものになるのは明らか。

 

さらに例えば、

お金というものがなくて、

必要品がすべて配給だった場合はどうだろう、

一番の市民の関心ごとは何になるのだろう。

 

周りの人が元気に暮らしているか、とか、

そんなことを考えられるようになるんだろうか。

 

 

昭和の時代は

もっと人情があったと

上司さんは言っていたけれど

そういうことだったのだろうか。

 

昭和のバブルが終わってから

産まれている人間にはこれくらいのことしか想像できないけれど、

どの考え方が本当でまちがいというのはないと思う。

 

その時代が何を大事にするか

というのが違っているから。

 

私は完全に拝金主義者だった。

でも、それでは説明がつかないことが自分の中でたくさん出てきた。

 

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